本場レシピで作る、旬のこゆ野菜カレー教室

宮崎県こゆ郡新富町に移住してきて、9ヶ月が経とうとしています。農業が主産業である秋田県の兼業農家で生まれ育った私は、秋田の米・野菜は美味しいという自信がありました。

そんな私が新富町に来て最初に驚いたのは、こゆ野菜の美味しさです。特に、現地で採れたてのきゅうり・ピーマン・トマト・ズッキーニの美味しさは、別格だと感じました。本当に美味しい!

そんな宮崎県新富町が設立した地域商社「こゆ財団」に、インターンシッププログラムで2ヶ月間滞在していたバングラデシュ出身の留学生・ザヒデゥルさんと一緒に、カレー教室を開催しました。

旬のこゆ野菜カレー教室

今回の料理教室は、ザヒデゥルさんが普段から作っている本場のレシピをベースに、旬のこゆ野菜と地元産の鶏肉を使ったチキンカレーを作りました。

ザヒデゥルさんの家族も参加し、地元の主婦や移住者の家族と共に、「まずはやってみよう!」という想いから始めた企画です。

旬の美味しいこゆ野菜

使用するのは、旬のこゆ野菜。今回は、トマトと新玉ねぎを使用します。この野菜を購入したルーピンというJA直売所には、毎朝農家さんが収穫した野菜を持ってきてくれるため、とても新鮮で美味しい野菜が揃っています。

メインの材料は、トマトと玉ねぎ、地鶏、そして、スパイスだけです。シンプルで簡単に作れる本場のレシピでカレー作りにチャレンジしました。

旬の野菜が溶け込んだ本格カレー

大量にあったトマトと玉ねぎが溶け込み、このようになります。今回は、パウダー状のスパイスを使用しましたが、やはり原型のスパイスを使用した方が、香りも出るため、次に料理教室を開催する際は、原型のスパイスを使用してより本格的なカレー作りにチャレンジしたいと思います。

鶏肉は、どの部位でもOKとザヒデゥルさんが教えてくれました。また、スパイスの分量を変えれば、牛肉や魚でも同じように作ることができるそうです。

野菜ソムリエが教えるこゆ野菜サラダ

カレーの付け合わせに、サラダも作りました。新富は、本当に野菜が新鮮で美味しく、素材そのものの味を楽しめます。地域で作られている野菜の種類が豊富であることも、魅力の1つです。

また、地域商社・こゆ財団には野菜ソムリエの資格を持つスタッフもいますので、旬の美味しいオススメ野菜を教えてくれます。

国際交流で生まれた本格カレー

今回、こゆ財団が外国人留学生のインターンシッププログラムを受け入れたことで、バングラデシュ出身のザヒデゥルさんとつながり、こゆ野菜を使った本格カレーレシピが完成しました。

このご縁を大切にし、ザヒデゥルさんから受け継いだ本場のレシピと地域の資源であるこゆ野菜を活かして、継続的にカレー教室を行っていきたいと思います。ぜひ、ご興味ある方は、ご連絡ください。