湖水ヶ池公園

一面を覆い尽くす蓮の花は圧巻!

水沼神社の裏に広がる御神体でもある湖水ヶ池コミズガイケ
池の周囲には遊歩道もあり、1年を通してゆっくり散歩を楽しめるスポットです。

夏には背の高いハスの葉と白い花が池一面に咲き誇り、町内外から見学に来る多くの花見客で賑わいます。

湖水ヶ池コミズガイケの伝説

水沼神社の裏の池が、「こみずがいけ」と呼ばれるようになった古い言い伝えがあります。

池の近くに太郎兵衛とおつるという親子が住んでいました。
とても仲の良い親子でしたが、ある日おつるが池に行ったまま帰って来なくなりました。
毎日、太郎兵衛は池におつるを探しに行きましたが、とうとう見つかりませんでした。
悲しんだ太郎兵衛が池を眺めていると、池全体に暗雲が立ち込め雷光とともに大きな龍が現れました。
その龍は高く空へと飛び立って行きました。
「子見ずの池」と呼ばれ、次第に訛って「湖水ヶ池」となりました。

湖水ヶ池のレンコン


この池だけでしか収穫されない稀少なレンコンは、新富町の冬の食材としても有名。
人の背丈ほどの大きさの場合もあり強い粘りと柔らかい食感が特徴です。
冬になると地元の方々が極寒の池に入り、足先の感覚を頼りにレンコンを掘り当て収穫します。


日本に自生していた古代種に近い品種で、約300年前に栽培し始めたと言われています。
名君として名高い高鍋藩七代目藩主、秋月種茂公が貧しい財政を立て直し困窮する農民を救うために始めました。
その為、池のレンコンを収穫できる権利が周辺集落の特定の人たちのみと当時から決められ、現代まで代々受け継がれております。

■基本情報

湖水ヶ池コミズガイケ公園】
HP:-
住所:宮崎県児湯郡新富町日置
問合せ:0983-33-6012 (まちおこし政策課)
駐車場:有り