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どうしたら相手に喜んでもらえるかを考えよう!ジモコロ編集長・徳谷柿次郎さんに学ぶ「地域のおもしろがる方法」

ローカルの魅力や面白さを発信しているメディア「ジモコロ」編集長の徳谷柿次郎さんが来宮。

こゆ財団は柿次郎さんをお迎えしての『地域を面白がる編集会議』を宮崎市の若草HUTTEにて開催しました。ライターや編集者だけでなく、毎日を面白くしたいと考えている全ての人が対象で、定員の20名を超える方々が集まり、笑いの絶えない一夜に。

何より自分自身が面白がれるかどうか

今回、柿次郎さんがは編集者として地域を面白がるポイントとして、考え方と技術面について話してくださいました。

柿次郎さんは、地域を面白がるには、以下のような考え方が必要だといいます。

面白いネタというのは、誰でも平等に与えられます。
大切なのは、それらの出来事を自分自身が面白がれるかということ。

大阪のとある通りで映画を上映している店の前にいた男性の話をしましょう。

その男性は、映画に登場する主演俳優さんにひたすら説教していたのです。その周りには多くの人が行き交っているのですが、誰も立ち止まって男性を見ようとしませんでした。
だけど、私はその光景が異様に面白くて観察。一旦はその場を離れて戻ると、まだ男性はテレビの向こうにいる俳優さんに説教していました。

私はこの光景を面白いと感じることができました。しかし、他の人から見ると気づきもしない出来事かもしれないのです。日々起こる出来事を、まずは自分自身が面白がることが地域を面白がる第一歩なのではないかと思います。

一点突破で突き抜ける!

面白いネタを探す考え方を身につけた上で、それを面白い記事にするためには必要な技術があると柿次郎さんは言います。

面白い記事を書くには、自分が面白いことを1つ決め、それをぶらさず最後まで書ききること。
いくつも詰め込んで書いたとしても、読者にとっては分かりづらい内容になることがほとんどだからです。

例えば料亭の場合。
「オススメの食材は、牛、豚、鶏、魚、野菜、お米…全部です。」
なんて言ってる料亭はどれも中途半端なケースが多いと感じています。

写真を撮ってもなんとなく散らかってしまうし、1つに絞った方が分かりやすくて印象にも残りやすい。
なんでも詰め込まないのが、相手(読み手)にとっても親切なのではないかと思うのです。

どうすれば相手が喜んでくれるかを考える

詰め込まないと言ったら、地域での視察や講演も同様です。
ありがたいことに、多くの地域から呼ばれることが増えたのですが、とにかくスケジュールがパンパン。

早朝から夜中まで詰め込んだスケジュールだと、せっかく地域の良さを見つけても、良いことに気づけない。そんな心の余裕がないのです。

地域を案内される側として考えると、目一杯組み込まれたスケジュールより、「15時から自由時間なので自由に散策してください」って言われた方が嬉しいと思います。

この感覚はデートに似ている。相手が詰め込んだパンパンのスケジュールを強要されたら疲れませんか?
それと同じなのです。

相手の立場に立って、どうすれば相手が喜んでくれるのか仮説を立てて実証する。そうすることが、地域でしか味わえない感覚を味わってもらうコツだと思います。心の余裕が、地域を面白がる上で最も重要なポイントだと考えています。

名言をたっぷり残してくださった柿次郎さん。このあとの懇親会でも参加者からいろんな質問が飛び交っていました。柿次郎さん、ありがとうございました!

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