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地域の居場所をつくりたい!小見山真理子さん

『みんなの居場所 こぶたのおうち』という場所が新富町にはある。運営しているのは笑顔が素敵な小見山真理子さん。みんなが気軽に集まれる場を作りたいという思いの背景には、自身が経験したこと、そして子どもたちへの思いが詰まっている。

居場所づくりを始めたきっかけ

―今どんな活動をしているのですか?

毎週金曜日に子ども食堂を運営しています。月二回ほどは水曜日に昼食会をしていて、子育て中のママやご年配の方、仕事の合間のお昼休憩で来てくれる方などがいらっしゃいます。子どもたちが自分たちで食事を作れるように、子ども昼食会などのイベントをしたりもします。ふだんは富田小学校と富田中学校で学校読書サポーターをしています。

―何がきっかけで活動を始められたのですか?

新富町商店街にある高垣書店で読み聞かせのボランティアを始めたのがきっかけですね。そこがみんなの居場所になっていく中で、こんな居場所をほかの地域でも作りたいなと思い、高垣書店でのボランティア活動が終わったタイミングで今の場所をスタートさせました。

居場所づくりを始めたいと思ったきっかけの一ページ

それなら週に一度でも一緒に昼食を

―活動を始めたときにどんな想いをもっていたのですか?

『みんなの居場所こぶたのおうち』をスタートさせたときは、とりあえず誰でも来られる場所、居場所があることで少し気持ちが楽になってもらえたらと思っていました。

自分が更年期鬱を経験したこともあって、同じような想いや辛さを抱えた人達同士が話すことで少しでも元気になってほしいなあという原体験からです。

ある記事に、誰かの声を聞くためにコンビニに通っている人のことが書かれていて、「それなら週に一度でも一緒にお昼ご飯を食べようよ」という想いで昼食会を始めたんですよ。

昼食会には赤ちゃん連れのお母さんも来る。長年看護師を経験されたご年配の方から育児のアドバイスをもらったりする。

子どもたちにお腹いっぱいごはんを食べてほしい

―子ども食堂を始めたきっかけもあったのですか?

まだ新富町に住んでいるときに、家の庭にコンテナを置いて文庫を始めたこともあり、子どもたちや親子で寄ってくれたりしていました。休みに日、朝早く来た子どもがいて、「ご飯食べた?」と聞くと食べてないとのことだったので、あるものでご飯を作りました。それからも土日になると文庫に来るようになって。大きなことはできないけど、子どもたちのお腹をいっぱいにしたいと思って子ども食堂を始めました。

地域の心強い協力があってこそ

―どんな方々が関わっているのですか?

この場所を運営するためにいろいろな方が力を貸してくださっています。地域の方や農家さん、JAルーピンさん(JA児湯農産物直売所)が野菜などの食材を分けてくださったり。運営費として空き缶を集めているのですが、郵便局の皆さんが空き缶を集めて現金に換えて持ってきてくださったり。

料理を手伝ってくれる方、顔を出してくれる方、連絡をくれる方、励ましてくれる方。『みんなの居場所こぶたのおうち』ができて5年目になりますが、今でもたくさんの方が協力してくれています。本当に有難いです。皆さんの協力が一番の励みです。

「こぶたのおうち」に飾る花々を持ってきてくださる方

ちゃんと大人になって生きて欲しい!

―たくさんの方に支えられているんですね

そうです。私も、いろんな方との出会いで今の私があると思っています。生まれてから死ぬまでの人生ってなんだろう、これからの子どもたちに何が残せるのだろうと考えたとき、子どもたちとの出会いも意味のあることだと思います。この子たちをずっと見守ることはできないから、良い本、良い人と出会って欲しいと思っているんですよね。

「ちゃんとした大人にならなくてもいい、ちゃんと大人になって生きて欲しい!」

願いはこれだけです。 大きなことはできないけれど、自分にできることをやっていこうと思います。

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