国産ライチが収穫開始!パーティーで見つけた食材としてのライチの可能性

新富町特産のライチの収穫をお祝いするパーティーが、今年もラディッシュセブン(宮崎市)で開催されました。

これは、国内に1%しか流通していない貴重な国産ライチの収穫が、新富町で5月下旬からはじまるのに合わせて開催したもの。この日は50名のお客様が来場され、にぎわいました。限定50席は早々に完売。ライチ人気も本格的になってきています。

国産ライチのサイズや瑞々しさに驚きの声!

国内に流通している99%のライチが海外産の冷凍品であるため、大半の人は生ライチを食べたことがありません。そのため、味やみずみずしさはもちろんですが、何よりそのサイズにまず驚かれる人ばかり。

この日はパーティーの冒頭で全てのお客様に生ライチが1つずつ配られ、ライチ生産者・森哲也さんの手ほどきのもとで皮をむいて食べるサービスが行われました。配られた瞬間からあがったのは「なにこれ!」「大きい!」「赤くてキレイ!」という声。手のひらに載せて撮影をしたり、まじまじと見つめたりと、その大きさにはとにかく驚かれたようです。

そしていよいよ実食。皮の中から白く透き通った果肉が顔を出すと、会場はさらにボルテージ上昇。あふれる果汁や心地よい弾力のある食感、そして食べた後もさわやかに残る香りに、どのお客様も本当にしあわせそうな表情をみせてくれました。

国産ライチは、目にした時のサイズから、手に取ったときの皮の手触り、重み、白く透き通った果肉、手のひらからこぼれ落ちる果汁、ぷるりと弾ける果肉、そして香りまで、五感すべてで驚きが感じられる果物です。

冷凍品とはまったく別物の、生ライチでしか味わえない感動がここにあります。

新メニューで見えた食材としてのライチの可能性

さて、パーティーではラディッシュセブンの佐藤友紀シェフが昨年に続き、ライチを使った創作メニューを提供してくださいました。

昨年大好評だったライチカレー(トロピカルな香りとしっかり効いたスパイスが特徴)に加え、今年はライチのチキン南蛮(ライチを使った甘酢がアクセント!)や、ライチの磯辺揚げ(ライチやエビなどの具材を海苔で巻いて揚げたもの)などが新登場。「今年のメニューを考える中で、ライチはビネガー系の料理にとても合うことがわかりました。チキン南蛮のアイデアはそこから得たものです。とてもおいしいですよ」とスタッフの方も話をされていて、ライチの食材としての可能性に改めて驚かされました。

ライチのチキン南蛮

ライチの磯辺揚げ

醤油麹ライチのおにぎり

会場では昨年に続き、森哲也さんとライチアンバサダーの小野茜さんがトークセッション。ライチを作り始めた経緯や、小野さんが現地を訪れた際の話などが聞かれました。

小野茜さんと森哲也さん

最後には今年初登場のデザートとして「ライチケーキ」が登場! 森さんと小野さんが仲良くケーキカットをし、お客様にふるまわれました!

今年初登場のライチケーキ!

新富町の小嶋町長が参加してのじゃんけん大会では、貴重な「楊貴妃ライチ」などが当たるとあって会場は白熱。この日一番の盛り上がりを見せて、パーティーはにぎやかに終了しました。

新富町産の国産ライチは、現在ネットショップと新富町ふるさと納税サイトで申し込みをいただけるようになっています。その希少性やその格別な味わいは、まだまだ知る人は多くありません。5月下旬から7月中旬までのわずかな収穫期に、ぜひ一度味わってほしいと思います。

◉楊貴妃ライチ ネットショップ
楊貴妃ライチ(1玉 約40g×10個入)

◉新富町 ふるさと納税(ふるさとチョイス)
楊貴妃ライチ(10,000円以上の寄付に対する返礼品)