珈琲一筋38年真摯に珈琲道

 有限会社珈琲専科比呂

 

うっすらとうぐいす色

アイスコーヒー用の豆

大型の焙煎機

  

 

今回、㈲珈琲専科比呂の代表渡辺さんにお話しを聞かせていただきました。

是非、渡辺さんの焙煎した鼻にぬける芳醇な香りと

すっきりとした飲み口の珈琲をご賞味ください。

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真摯に珈琲一筋三十八年  珈琲焙煎士 渡邉卓三氏の物語

一、はじまり

 
『コーヒーは別に好きじゃなかった』
就活中、オイルショックの煽りを受け世界中が混乱していた。将来を見据え、メーカーなら大丈夫であろうと入社したのがUCCだった。

 出社するとコーヒーを点てる。それが仕事であった。産地ごとに挽き方、

抽出方法を変え『点てる。』時代は女性社員がお茶くみと呼ばれる時代。

『こんな事をするために入ったんじゃない。』そう言いながら辞める同期もいたが、毎日コツコツ取り組んだ。

県内外の研修へも積極的に参加した。それはコーヒー愛好家ではない負い目なのかもしれない。

真摯に珈琲豆と向き合い続けた。 

努力に勝る才能なし。文字通り、愛好家だけでなく、

コーヒーが苦手な初心者にも喜ばれる珈琲を提供できる味覚と技術に、

自信が持てる知識も蓄え独立した。


二、誰にも飲みやすい珈琲

「この焙煎機は、一度に60㎏焙煎できます」生豆を焙煎するとき、保存する際考える事は1週間で捌けてしまえるか。宮崎県下一の大きさではないだろうか。その量が消費できるということは、いかに需要があるかは想像に難しくない。

珈琲豆は鮮度が命。空気に触れてしまえば香りや風味が飛び酸化がはじまる。とたんに芳醇なアロマは、初心者の苦手な臭いや苦みえぐみへとかえてしまう。 鮮度が大切と心懸けているが、熟成(寝かせること)も大切にしている。マイルドに熟成した豆の完成、真空パック詰めにする。

 この工程を経て、初心者にも飲みやすくスッキリとした飲み口に鼻にぬける芳醇な香りで爽やかな果実みをたたえる、誰からも愛される珈琲専科比呂の珈琲豆になる。

三、嗜好品を日常に

 「珈琲は嗜好品だからね」その視線の先には、日常の一服のひととき。お湯を点で注ぐと、ふっくらと盛り上がってくる珈琲豆からアロマがたちあがり気持ちがほぐれていく。ほっと、一息するお客様が見えた。


四、真摯にコツコツ積み上げた38年と珈琲道

 渡邊さんのお話を伺って自分のために、丁寧に一杯の珈琲をたてる。一息つく、心豊かにする時間を日常に。渡邊さんのお客様へのライフスタイルの提案ともいえるビジョンが見えた気がしました。私もそういう時間を渡邊さんの挽く珈琲豆とにすごしたいと思いました。


A-17 2500point
珈琲ビギナーにも、愛好家にも
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渡邉さんと奥様、パートさんの3人で頑張っています。


児玉・坂本班
Photo by児玉 玲子


written by坂本 有紀

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