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「毎日300個食べられるならこのままでよくね?」 中国の詩人たちのライチ愛がスゴい-宮崎県新富町ふるさと納税

「世界三大美女の一人とされる中国の楊貴妃。彼女がライチがこよなく愛したというエピソードから、楊貴妃ライチというブランドをつくりまして…」

宮崎県新富町の特産品であるライチについて、これまでいろんな方にこんな説明をしてきました。楊貴妃は、ライチがあまりに好きすぎて、遠方に早馬を走らせてまで取りにいかせたという話。その魅力や何をかいわんや、ですよね。遠方といっても数十キロとかではなく、およそ1300キロ。宮崎から東京までを車で走るのとほぼ同じですが、現代なら飛行機でスパッと1時間半のところを、当時は馬です。馬ですよ。

さて、その一方でボンヤリ気になっていたのは「そんなに魅力的なら誰か他にも過去に触れている人がいるのでは?」ということ。

調べてみたところ、ありましたありました。ハマっていたのは日本の漢文の教科書にも載っているような、超有名な中国の詩人たち。ライチファンはやはり楊貴妃だけではなかったのです。今回はそれについてご紹介しましょう。

白居易(はくきょい)

白居易は772年(日本は奈良時代)生まれの、中国を代表する詩人です。絶世の美女・楊貴妃と、その美貌にグデングデンになり国政をあやまってしまった玄宗皇帝のせつないエピソードを題材にした「長恨歌」(ちょうごんか)という詩が有名で、あの源氏物語を書いた紫式部もこれを参考にしたといわれています。めちゃめちゃ偉大な詩人なんですよね。その人が書いたのがこれです。

嚼疑天上味 嗅異世間香
潤勝蓮生水 鮮逾橘得霜

(超意訳)
食感もかほりももうこの世のものとは思えませんのよ。
果汁もすごいし実の色もマジ最高。やばいよね。

…とライチのことを絶賛しています。当代きっての詩人がわざわざライチについてここまで書き残しているってすごくないですか? しかも、白居易は他の詩で「ライチが日持ちのしない果物である」ということもわざわざ書いてくれています。よほど好きだったことが想像できます。

蘇軾(そしょく)

1037年生まれ(日本はちょうど平安時代)のこちらも偉大な詩人で、政治的な争いに負けて何度も流罪になった不遇の人でもある蘇軾。彼がライチについて詩を残したのも、実は流罪先の中国南部でした。その詩の内容ですが、やけに個性的で興味深い。タイトルもそのまんま「食茘枝(ライチ食べたぜ)」。直球です。

羅浮山下四時春 盧橘楊梅次第新
日啖荔枝三百顆 不辭長作嶺南人

(超意訳)
このあたりはポカポカで超きもちいいし梅もあるし
毎日ライチ300個食べられるならこのままでよくね?

…どうですか。政争に敗れた流罪の身でありながら、このキモの座り方。さすがにライチを毎日300個も食べていたかどうかはわかりませんが、「ライチを食べて過ごせるならここに住み続けてもいいよね」なんて思っていたとはまったく驚きです。ライチは皇帝への献上品としても用いられたそうですから、そんな貴重な果実をとことん食べ尽くすことのできる環境は、蘇軾にとって(流罪の身なのに)天国のようでもあったのかもしれません。

いかがでしたでしょうか。楊貴妃のみならず、中国の詩人たちもこぞって夢中になったというライチ。貴重な国産ライチを生産している宮崎県新富町では、いよいよ5月下旬から収穫がスタートします! 新富町ではふるさと納税の返礼品にもなっています。ぜひ味わってくださいね。

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