プラム・梨・柿。「果樹が好きだから」1年を通して果物をつくる

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新富町で早くから梨の栽培を始めた「石村果樹園」に、5月半ばにお邪魔しました。7月中旬から出荷が始まる梨は、摘果の時期。梨のほかにも、プラムや柿を作り「果樹が好きだから」と話す石村政広さん、れい子さんご夫妻に、果樹栽培の苦労や楽しさについてお聞きしました。

旬のプラム・梨・柿を届ける

まずはプラム畑へ。県内では、ソルダムという品種をよく見かけるのではないでしょうか?プラムの実の出荷は6月中旬から7月上旬あたり。取材したときはまだ青く、見た目は青梅にそっくりです。枝にびっしりと付いた実を手でそっとはらうと、ぽろぽろと実が落ちます。こうやって摘果していくのです。

小さかったら値打ちがないんです。大きくてみずみずしい果実にするには、かなりの実を落としますよ。
(政広さん)

サマーエンジェルというプラムは、1個200gにもなる大玉の品種。桃ぐらいのサイズになるというから楽しみです。

プラムのおいしい食べ方をれい子さんが教えてくれました。

プラムは皮ごと食べる人もいますよ。ジューシーな感じで食べたい人は、常温で置いて追熟させて、皮がきれいにむけるようになった頃に食べるのがいいです。まだ酸味がある、カリカリの食感のときに食べるのが好きな人もいますね。
(れい子さん)

石村果樹園では、サマーエンジェル、ソルダム、サイノヒメの3種類を詰め合わせて、ふるさと納税返礼品で出荷しています。

摘果後の袋がけは大変な作業

7月中旬から11月までは、梨の出荷があります。約10種類もの品種を、順番に出荷するのですが、梨も今の季節は摘果が重要です。「ちょっと見せるね」と、政広さんが小さな実の付け根に、どんどんはさみを入れていきます。

「そんなに!」と驚くほどの勢いで、成長の遅い小さな実を選びながら、さくさくとあっという間に切り落としていきます。

かなり間を空けないと、実が大きくならないんです。3%ぐらいしか残さないんですよ。
(政広さん)

摘果が終わったら、1個ずつ袋をかけていきます。既に袋がけが終わっている梨もありました。青色の梨は、肌をきれいに作らないといけないので、親指の頭ぐらいの小さいうちから袋がけをします。大きくなったら、袋も変えてと、手間のかかる作業です。

一番、大変なのは、この袋がけの頃。早生ものからどんどんやっていきます。収穫しながら袋がけし、その間にプラムの収穫も入ります。

熟してきた時期は、毎日収穫しないといけないから。熟れすぎたら商品にならないので、そこは大変ですよ。
(政広さん)

家族みんなが果樹園を手掛ける

「でも、大変だけど、果樹が好きなのよ。それだけやね~」と笑うお二人。夏は草刈りも大変ですが、刈った草をまた土にすきこんで、土づくりも大事にしています。ふと足元を見ると、炭や竹パウダーがまいてあります。炭は落とした梨の枝を焼いてつくったもの。土が軟らかく、ふかふかになります。

愛情をこめた果樹栽培。今は梨とプラムと柿を作り、これまで桃やブドウも作ってきたそうです。さらに、政広さんのお姉さんや弟さんも、ほとんどが宮崎県児湯地区で果樹園をされていることにも驚かされました。

石村果樹園は、政広さんの父親が始めたのですが、長男の政広さんが跡を継いでからも、新富、高鍋の嫁ぎ先や木城町の移転先などそれぞれの場所で、家族みんなが梨を作っています。石村さんのところから広がった果樹園の輪。果樹への愛情を感じ、あったかい気持ちになりました。

新しい品種にもチャレンジ

果樹は、新しい品種もどんどん出てきます。人気のある品種も時代によって変わります。苗屋さんの資料を見て、おいしそうなのを植えて試しているそうです。

今、人気があるのが秋月(あきづき)。そして、今後、新高(にいたか)梨に変わる品種となりそうなのが、甘太(かんた)です。果樹園には、小さな苗も幾つか植えられています。苗は、接いで5年ぐらいになるといい木に成長するというので、これからがまた楽しみ。

直売店舗のほか、JAの直売所などでも販売しているそうなので、今年はぜひ、いろんな品種のプラムや梨を見つけて、試してみてください。

石村果樹園
住所:宮崎県児湯郡新富町新田17954
電話:0983-35-1906
営業時間:夏は8:30~18:30ぐらい(売り切れ次第終了)

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