プロの手が育む、極上の果実 − メロン生産者 佐山智信さん

食べる

固い皮の内側に、芳醇な甘さのみずみずしい果汁をたたえたメロン。その贅沢な味わいから、贈答品やふるさと納税の返礼品として、不動の人気を誇っています。

ここ新富町で、現在メロン農家は5件。そのすべてが、長年メロン栽培に携わってきたベテランです。
そんな生産者らを束ねているのが、会長の佐山智信(ちのぶ)さん。

町内数カ所に設置されたビニールハウスでは、それぞれ出荷のタイミングを数週間ずつずらして栽培が行われています。

1株につき、選ばれた1玉。

ハウスに一歩踏み入れるとそこには、人の背丈ほどのメロンの木がずらり。大きな葉に身を潜めるようにして、小ぶりでつるんとした果実がなっています。

ふと畝の間に目をやると、剪定された葉や枝が、等間隔に積まれています。その中には、先ほど目にしたようなメロンの若い実がちらほら。

通常このようにして、一本の木に1玉だけを残し、あとは摘み取って廃棄しまうのだそう。

1株の栄養がすべてこの選ばれた1玉に注ぎ込まれ、品質の高いメロンが限られた数だけ育まれます。

“ネット”こそが、その美味しさの証

続いて足を運んだハウスには、まるまると膨んで表面に網目模様がはった、見慣れたメロンの姿がありました。網目が均一に美しく出るよう、一つ一つの実はフックで空中につり下げられています。この大きさになると、収穫まではおよそ2週間ほど。

ハウスを案内してくれたメロン生産者の佐山さん

「おいしそうですね」 そう声を掛けた私に、

「これはまだまだ。もっとネット(網目模様)が盛り上がってこないと」。

そう言う佐山さんに連れられ、3つめのハウスの入り口をくぐると、収穫直前のメロンが、新聞紙をかけられた状態で並んでいました。

新聞紙をめくって見ると、その表面はぷっくりと盛り上がったネットに均一に覆われています。この状態こそが、糖度の高さと肉厚さ、高品質なメロンを示す証なのだそうです。

最後の1週間で、糖度はぐっと上がる。

もう間もなく収穫という段階に至ってもなお、佐山さんが気を緩めることはありません。

栽培終盤に差し掛かると、あえて水を与えず、実を濃縮させて糖度を上げていきます。

木をギリギリまで追い込むこの作業。順調に育っていても、出荷直前にダメになってしまい、肩を落とす結果になってしまうことも珍しくはありません。

佐山さんは、言葉少なに、そして噛みしめるようにこう語ります。

「水を切って糖度を上げている時、もう木がもたないと思って水をやると、バキッとヒビが入ってしまうこともあります。本当に、難しいですよ」

佐山さんと二人三脚でメロンの栽培・出荷に取り組むJA児湯畜産物直売所ルーピンの藤さんも

「“レジェンド”と呼ばれる経験豊富な生産者でさえ、失敗する世界。こればっかりは、それぞれの生産者さんのカンに頼らざるを得ないんです」と話します。

順調な時も苦しい時も、常に連携してメロンの栽培・販売に取り組む佐山さん(奥)と藤さん(手前)。屈託のない笑顔で会話する様子は、まるで親子のようだった。

その時々の天候、そして木や土の状態を見極め、ハウス内の温度・湿度を管理する、繊細で緻密な作業。長年培ったノウハウをもって、佐山さんは日々メロンと向き合っています。

そして、まるで我が子のように大切に育てられたメロンは、糖度14度以上で市場へ。

生産者の静かな情熱と愛情に支えられたメロン栽培。難しい工程を経てこそ実る極上の味わいを、一度堪能してみてはいかがでしょうか。

 

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