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おとみちゃんと新富への思いあふれる、小さなアーティストたちが誕生。「おとみちゃんに着せたいTシャツデザインコンテスト」開催

「おとみちゃん」は、2021年4月にお披露目された宮崎県新富町の公式キャラクター。おしゃれ大好き・サッカー観戦大好きな小学3年生の女の子です。
2021年7月10日、地域の小学生たち14人が集まり、おとみちゃんに着せたいTシャツをデザインするワークショップが開催されました。みんなで選んだ1枚が実際におとみちゃんのTシャツになります。子どもたちのアイディアと創造力で、おとみちゃんや新富への愛情あふれるデザインがたくさん生まれた時間でした。

会場と運営を担当する『KIGURUMI.BIZ』は
着ぐるみが生まれるクリエイティブな空間

土曜日の午前中、富田小学校のすぐ近くにある『KIGURUMI.BIZ』工場へ。10時のスタートを前に、参加する子どもたちが集まり始めます。入り口での検温、マスク着用、手の消毒をして中へ入ります。
今回のワークショップでは、町内の1年生〜6年生までの14人が参加。Tシャツのデザインを描く用紙を手に、子どもたちは席に着き開始を待ちます。

スタート直前に、おとみちゃんが登場。
「今日はみんなでおとみちゃんのTシャツをデザインしましょう」とKIGURUMI.BIZの加納さんの挨拶で始まりました。
まずは、スタッフさんたちによる手順ややり方等の説明です。ここKIGURUMI.BIZは、女性だけで活動する着ぐるみ製作会社。説明や声かけ一つとっても、子どもたちにわかりやすいようにと細かな配慮がうかがえます。用紙の使い方から色鉛筆と水性ペンの色の出方の違い、書き上がったらスキャンをお願いし、アイロン用紙にプリントしてもらったら大人にお願いしてアイロンで接着してもらうこと…等々。プリント用のTシャツはサイズごとに分けられハンガーに美しく並んでいます。

子どもたちのクリエイティブを最大限に発揮できるよう、準備は万端です。

自分のために子どもたちがデザインをしてくれることを知り、おとみちゃんは恥ずかしがりながらも、とってもうれしそうです。

海、アカウミガメ、野菜…
新富らしさとおとみちゃんへの愛が詰まったTシャツデザインがスタート

カラフルな色鉛筆や水性ペンが並ぶテーブルで、いよいよデザイン制作の時間です。はじめは迷いながら、ゆっくりと手を動かす子どもたち。隣の人の絵を見たり、近くに来たおとみちゃんを観察したり。

まずは鉛筆で下書きから…

「おとみちゃんはお花も好きなんだよね♪」
とは、おとみちゃんと一緒に登場した沙樹おねえさん。
大きくうなずくおとみちゃんは、サッカーも大好きなことをジェスチャーで伝えます。
こんな会話もヒントに、子どもたちのデザインはだんだん形になっていきます。

恥ずかしい時にほっぺが赤くなる、恥ずかしがり屋のおとみちゃん

描きたいものがどんどんあふれ出し、少しずつスピードアップ。ペンを取り色を変えながら、思い思いのデザインを仕上げていきます。
描かれているモチーフはというと、おとみちゃんはもちろん、カメ、海、野菜…等が見られます。新富町の富田浜には毎年アカウミガメが産卵に上陸するため、子どもたちも海やアカウミガメは町の魅力と認識しています。野菜を描いている子もいるように、おいしい野菜も新富町の魅力。みんな町のことをよくわかっていますね。

後ろ姿からも真剣な様子が伝わります

描いたばかりの絵が
あっという間にTシャツに!

30分くらい経って、描き上がった子がスキャン&プリントのためPC前に集まりはじめます。ここからは、大人の出番。KIGURUMI.BIZスタッフの流れ作業により、1枚ずつアイロンプリント用に出力されます。こゆ財団スタッフもサポートに入り、不要な部分をカッターでカットし、子ども自身がプリントする位置を決めます。アイロンで丁寧に圧着し、冷めるのを待って端から丁寧に紙をはがすと…

描いた絵がTシャツにきれいに転写されました。

完成したTシャツを見つめる子どもたちは、とてもうれしそうで誇らしそうな表情。できた人から前に並べ、コンテストの準備へと移ります。

1枚1枚仕上がってくるTシャツを見ながら、素敵なデザインばかりでおとみちゃんは迷い困っています。ひと仕事終えた子どもたちは開放感からかだんだん活動的になり、今度はおとみちゃんにくっついて離れません。

最後の1枚が仕上がり、14着がきれいに並びました。いよいよ投票です。
「このカードに、自分が一番いいなと思うデザインの番号を書いて箱に入れてください」

1位同票で決選投票に。
ドキドキ、ワクワクの瞬間

加納さんの声かけで、一人1票ずつ投票した結果、なんと1位が2つに!!
「今度はこの2つのどちらか、自分がよりいいなと思う方に投票してくださいね」
決選投票をした結果、1位はやよいちゃん、2位はあみかちゃんのデザインに決定しました。

◎コンテスト受賞者の感想◎

「楽しそうだなと思って参加しました。卵を描いたのは見た目が何だかかわいいから。選ばれてびっくりしました」(1位 藤原弥生さん)

「時間がかかって最後は友達に手伝ってもらった。最後まで頑張ったら選ばれたのでうれしいです」(2位 井野彩美花さん)

早速、KIGURUMI.BIZスタッフの皆さんにより、おとみちゃんのTシャツには1位を、ぬいぐるみの“小さなおとみちゃん”のTシャツには2位の作品がプリントされ、なんとその場でTシャツが完成しました。

しばらくすると、水色のワンピース姿だったおとみちゃんが、できたばかりのTシャツとキュロット姿に着替えて再び登場!
「かわいい〜♪」
拍手と歓声で迎えられ、おしゃれが大好きなおとみちゃんは得意気にお披露目します。

“小さなおとみちゃん”も、おとみちゃんと同じスタイルに。胸には、2位になったかわいいデザインがコンパクトに納まっています。どちらも本当に素敵!

参加した子どももおとみちゃんも
みんな大満足!の笑顔で終了

最後は、Tシャツ姿のおとみちゃんと、一人ずつ記念撮影タイム。撮影の時だけマスクを外しましたが、子どもたちのとびきりの笑顔が今回のワークショップの成功を物語っていました。

たった2時間、「おとみちゃんに着せたいTシャツ」というテーマ1つで、こんなにも可能性に満ちた町のアーティストたちが誕生しました。参加した子どもたち全員が、おとみちゃんのTシャツを自分たちで作り選んだという自信と誇りをもち、おとみちゃんや新富町をより身近に、大切に感じてくれるのではないでしょうか。

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