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いい場所、居場所。新田地区の「はれる家」に来んね!

新富町新田・麓地区にある地域住民の交流拠点「はれる家(や)」。
日向新富駅そばの「新富ふれあいの居場所」に続いて、新富町では2軒目となります。昔ながらの民家のよさをそのままに、地域に住まう人がいつでも誰でも立ち寄れる「居場所」として、5月6日にオープンしました。

この看板とのぼりが目印
飾り付けや置物など、すべてボランティアの方からの寄付だそう

8月18日には「夕涼み会」が開かれ、地域の子どもたちが20人近くやってきたそうです。同じく集まった住民の方と遊んだり、カレーを食べたりする楽しい夕べだったそうです。地区住民の憩いの場として、毎日のようにおしゃべりの場になっていたり、学校帰りの小学生が宿題をしにきたりするのだとか。

宿題をしたり、お菓子を食べたり、遊んだり、自由に使える畳の部屋
のどかな風景を眺めながらゆっくりできるソファ席

そんな「はれる家」立ち上げの立役者となったのは、生活支援コーディネーターの相馬まちこさん。運営を担う笑楽会の皆さんと一緒に空家を探し、片付け・改装まで全てボランティアで行ったそう。
新田地区にこの「はれる家」を作ろうと思ったきっかけを伺いました。

新田地区でも平成30年3月から、「支え合う地域になろう」と住民主体の勉強会がスタートしました。
その勉強会に参加した住民さんから、「新田スーパー入口付近にずっと立っているおばあちゃんがいるよ!若い頃は一生懸命仕事をしてきたおばあちゃん、誰かと話がしたいんじゃないかな…」と地域の課題が出て「新田地区の人たちにもふれあいの居場所みたいにいつもいられる場所があったらいいよね」という話になったんです。

そうしたら笑楽会のメンバーのお一人が「9年くらい空き家になっている家がある」と名乗り出て下さって、みんなでお片付けしてオープンしました。使っていない通帳が出てきたりして大騒ぎしたりしました(笑)

オープンに向けて当時の空き家を整備する皆さん
お風呂は昔ながらの形。畑仕事を終えて汗を流しに来る人もいるとか

そして、こんなエピソードも。

「さあトイレもきれいにするぞ」と思ったら、昔ながらの汲み取り式でね。
「皆が快適に過ごすためにそこだけはどうにかしなきゃいけない」と思ったんですが、 年度末だったこともあり、県や町に補助金を出してもらうのもなかなか難しくて…。
でも、当時の福祉課長さんが「これからの時代、そんな居場所がどんどん必要になってくるから、新富町で独自の助成金を作りましょう」と「居場所づくり助成金」というのを設立してくださったんです。
それを改修費用にあて、きれいなトイレにすることができたんです。

改装されたトイレ。清潔で明るい雰囲気です

みんなが主役、みんなで作る。がんばりすぎない、無理をしない。

義務感のない、ほっとできる場にしたいと思っています。
運営する方も来る方も「鍵を開けておかなきゃ」とか「今日も行かなきゃ」と思うといつか必ず疲れてしまいますから。季節ごとにイベントもするけど、基本的には好きな時に来て好きなようにおしゃべりしてほっとして帰れる場所です。

そう話すのは、笑楽会のメンバーのおひとり。
最初は遠巻きに見ていた近所の方も、最近は「笑い声がいつも通りまで聞こえるけど、なんしよっと?」と覗きにこられることが多くなったそうです。

「はれる家」の特徴は、決めた場所に鍵を置いておき、来たい人が好きなときに開けられること。その肩肘を張らないスタイルは、実際によく「はれる家」にやってくる方のお話からもうかがえます。

最近はここでゆっくりするのが習慣になってきました。
常連さんに、いつも自転車をスピード違反になりそうなくらい飛ばしてやって来るご近所さんがいてね(笑)。それを窓から見て「今日も○○さん、飛ばしてきたわ~」ってお茶を飲みながら笑い合ったり愚痴を聞いてもらったりして。
はれる家に来るとなんだかホッとしますよ。

オープンから1年と経っていないにもかかわらず、すでに新田地区の「居場所」として根付き始めている「はれる家」。
何をするでもなく、ちょっと覗きに来てみませんか?

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